9.必要十分なデザインの品質を。



企業サイトとして最低限要求される品質のデザインにはしたいところ。


安価なものからかなり値のはるものまでさまざまなホームページ作成ソフトが市販されているので、内製化に挑戦してみる選択肢もある(無論おすすめできない。費やす時間を人件費で換算すると、社外へ発注したほうが格段に安くあがるからだ)。


日頃、デザインワーク実務に携わっていない人が陥りがちなよくある「やっちゃった」例には


  • トップページにフラッシュムービー(意味無しデータの読み込みを毎度閲覧者に強いる→マイナス印象)

  • カラフルな色使いで目がチカチカ(素人はモノトーンでまとめること。アクセント部分にちょっとだけ目立つ色を)

  • さらに蛍光色で目がチカチカ(蛍光色を使ってはいけません)

  • GIFアニメのパレード(GIFアニメに限らず、FLASHJavaアプレット、ムービー、MIDI等の音楽データらマルチメディアコンテンツは必然がない限りご法度)

  • フレーム多用(できればフレームは使わないようなレイアウトに)

  • デザイン特化(その先鋭的・懲りまくりデザインは意味があるのか再考を)

などがある。


Webサイトは「必要なところまでデザイン品質を高め」つつ、しかし「必要以上に凝ったものにしない」のが肝要。「使うメディア」だからね。


<石川@アイタス