2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

16. 外注先が事業パートナーになっているか?

Webサイト制作会社を相手にして「こっちは客だぞ!」というスタンスで接しても、良い結果は得られません。なぜかというと、Webサイト制作という業種自体10年そこらの始まったばかりの分野であり、現在この分野に参入している企業もそのスタッフも客商売の経…

15. Webサイトはマスメディアではない

自身のネット経験が乏しかったり基礎勉強が不十分だったりする経営者と話をすると、「インターネットのホームページなら地域性にしばられず、(時には海外も含めて)全国へ情報を発信できる」「当社もそうしていきたい」「まずは全国のより多くの人たちにホ…

14. 演出よりスピードが大切(表示が遅いサイトは最低)

雰囲気やイメージを大切にする業種、たとえば「こだわりの宿」「こだわりの飲食店」「映画、テレビ・ラジオ番組」などのWebサイトでは、時としてWebサイト全体をフラッシュで構築したり、大きな画像を用いてそれぞれが提供している「世界」をネットでも再現…

13. 社のポリシー、気くばりがサイトに反映されているか?

すべての事業はサービス業。顧客満足を高めて商品・サービスはもとより、会社自体のファンとなってもらう活動に終わりはありません。 基本としての接客マニュアルの整備。基本を身につけた上での日々の現場での応用。お客が快適な体験を得て、「また買いたい…

12. SEOは目的ではない

サイトの成果を計るひとつの指針、また、検索エンジンから自社サイトへの導線を太くするための工夫としてSEO(検索エンジン最適化/Search Engine Optimization)に腐心・注力している企業が少なくありません。 しかし、多くの企業サイトは順番をまちがえて…

11. Webサイトは社長直下プロジェクトとなっているか?

多くの地場企業にとってWebサイト運用に本腰を入れるということは、事業全体に渡る見直し、再構築を少なからず意味しています。 パソコンやインターネットに詳しいと噂の若手社員をWeb担当に起用する場合など、この事業再構築に対する物理的心理的プレッシャ…

10. イニシャルコストとランニングコスト

Webサイトの動きが停滞している原因のひとつに、運用費不足があります。「不足」というのは控えめな表現で、運用費自体の予算をまったく確保していない地場企業が少なくありません。 Webサイトというツールは育てていくツールなので、イニシャルコストだけを…

9. 会社案内ホームページから事業チャネルへのステップアップ

儲けを発生させない『会社案内ホームページ』から事業チャネルを意識した企画色の強いWebサイトへの移行は、自然に、徐々にそうなっていくというものではありません。 取り組みかたがまったく異なるからです。 会社案内ホームページは実際の事業への影響がほ…

8. 担当者は誰なのか?

一般的な話となりますが、特に低コストで企業Webサイトを構築・運用していく場合、Webサイト施策成功のカギを握っているのは依頼主側の担当者となります。 ここで重要なのは、担当者を特定することです。「当社のWeb担当は○○さん」となっていなければなりま…

7. 目的への流れを生み出しているか?

ターゲットを目的へ誘導するサイトづくりを意識していないと、企業Webサイトは規模の大小に関わらず、結果として『会社案内』以上のものになりません。 『流れ』はできるだけユニークさを廃しましょう。ネット上の有名サイトをお手本に、オーソドックスな流…

6. 写真で魅せているか?

店頭で実物を確かめるわけではないのですから、サイトにおける商品写真の品質=商品そのものの品質とお考えください。 サイト全体の利便性やデザインクオリティにも言えることですが、視覚情報の代表である商品写真は品質の優劣が一目瞭然なので、会社の姿勢…

5. ディスプレイで読ませるコピーライティング

ディスプレイで長文を読むのは根気が必要です。ここで「長文」とは、一行の文字数が多すぎるレイアウト・行数が多すぎる段落分けを指します。 ディスプレイ上では段落ごとの意味にこだわらず、数行で段落を分け、一行開けて次の段落とする手法が読み手の集中…

4. 役立つコンテンツを掲載・更新しているか?

紙媒体の商品カタログとは異なり、Webサイトには掲載スペースに上限がありません。それにも関わらず「ホームページを開設しても利益に結びつかない」と嘆いている多くの企業サイトが自社の商品・サービスについての情報を必要十分には発信していないのが現状…

3. ユーザー(ターゲット層)第一主義となっているか?

ユーザビリティとアクセシビリティは同一に語られることが多いものですが、実際には両立しません。ましてや、ターゲットを明確にする企業Webサイトではなおさらです。 アクセシビリティを担保するとは、さまざまなOS・ブラウザ・パソコンや携帯電話その他の…

2. サイト(ネット施策)のコンセプトは明快か?

「コンセプト」などという言葉を使うとなにやら難しく考えてしまいますが、要は「メリハリをつける」ことにつきます。 せっかくのWebサイト、会社が提供できるあらゆる商品・サービスを訴求したいのはやまやまです。しかし「なんでもあります。なんでもでき…

1. トップページのFLASHを削除しよう

FLASHはエンターテイメント性が高く、時間軸に沿って魅せる表現手法です。テレビCMや映画と似た特性を持っていると言えるでしょう。一方、企業Webサイトを訪れるユーザーは、情報を探しているか、買い物をするか、つまり実利的な目的を持っています。 Webサ…

はじめに

当社アイタスは地元北海道・札幌の活性化に対してWebサイト制作という事業分野を通じて貢献することを企業テーマのひとつとしています。 そこで、当社が企業サイト制作をお請けする際、どのような視点・考えを持っているか、その一端を『儲かるWebサイト100…

Illustrator使い急募に際してこれだけは言っておきたい

当社サイトでも左そで欄に絶賛表示中なのですが、デザイナーを募集しています。特に、Illustratorが使えるかたウェルカム。もちろんHTMLもわかるとモアベターよ♪ 1〜3月くらいがかなり立て込んだことになりそうで、当社長崎に「うーん……。寝ないで仕事しよう…

自社で作ったものだからといってすぐ把握できるとは限らない実例

1年前に納めたファイルの更新を依頼されて「ラクショー♪」と思って取りかかってみたら、「シニソー♪」な目にあった。 社内の人間といえど、他人がつくったファイルはよくわからないところがあったりする。厳密なガイドラインやルールに則った制作工程ではな…

新年あけましておめでとうございます。

企業活動におけるネット施策という分野、数年単位で階段の踊り場的安定期というか停滞期にありました。これは昔出してたメルマガあたりに書いていたことなのですが、インフラにカネかけなければならない時期には、企画とかコンテンツとか要は『内容』って先…